体の支配者はだれ?
体の各器官(筋肉、内臓、皮膚など)を支配しているのが【神経】です。基本的に患者様が感じている症状はその神経系が誤作動(間違えた命令)を起こしている為に体の各器官が正しく働かなくなり症状が出現します。
支配者には王様がいる!
上記で説明した通り神経が体の各器官を支配して命令を出しています。その神経の王様になるのが【脳】です。
繰り返しアクティベータ・メソッドで神経系の誤作動を正常に改善させたとしても、脳が不安定な状態なら、何度でも神経系は誤作動の命令を送り続ける様になります。
脳(人間の心)が不安定になる原因とは??
脳が不安定になるのは【無意識でのご自身の心の状態を理解出来ていない】からです。
心理学的にいうと人の心は大きく「意識」と「無意識」に分けることができます。
当院の施術効果を最大限に引き出すために、この二つの心をある程度理解していただく必要があります。
【意識】の心とは、普段私たちが意識している心のことで、理性的に考える心です。【無意識】の心は、感性的な心で理屈では表せない心であり、本能的な心でもあります。
※実は私たちの活動のほとんどがこの無意識によって支配されています。
意識と無意識のギャップとは?
あなたの過去にとても辛い出来事があったとします。その時あなたは自分を守ろうとその記憶を心の奥底に封印しようとします。その封印する場所が無意識なのです。
しかし無意識への封印は脆く、ふとした瞬間にその記憶が呼び起こされそうになります。その際に人間の防衛反応として、記憶(過去の辛い出来事)を呼び起こさない様にその記憶を遠ざける為に様々な症状が身体に出てくるのです。
この記憶と症状の関係性が【意識と無意識のギャップ】になります。
【例】
とても辛い腰痛に悩まされている方がいます。
普段の生活では腰痛は出ないけど
仕事のデスクワークで
長時間座っている時だけ
とても腰が痛くなります。
どの病院にいっても
症状は改善されず
とうとう会社を休職するように
なってしまいました。
ここまでは意識だけの出来事です。
では無意識では何が起こっているのかこの方の過去を振り返ってみましょう。
この方の職場では毎月売り上げの
ノルマがあります。
ノルマを達成出来なければ周囲からの評価が下がり
会社内での立場も
弱くなってしまいます。
ある時からノルマを達成出来なくなり
周囲からの評判も下がり
ついには同期達からも陰口を
言われるようになりました。
その時から腰の痛みを
感じるようになってきたのです。
つまりこの方は腰に異常があるから症状が出ているのではなく、仕事での過去の辛い記憶が今の症状を作っているのです。無意識の自分が、腰痛になれば仕事に行かなくても良いと思い仕事の時だけ腰痛が出てくるのです。
本人は腰痛を治したいと望んでいても、無意識が記憶(過去の辛い出来事)を封印する為に腰に症状を作り続けるのです。
これが意識と無意識のギャップからくる症状です。
改善する為には、無意識での心の構造を知る必要があります。
この症状が出ているのはどんな背景(記憶)があるのかをご理解するだけで施術効果は高まります。又、その問題が解決したりご自身の考え方を変えなくとも症状は改善されていきます。最後に誤作動とは【無意識】での心の構造が起こすものです。大事なのは【意識】ではなく【無意識】だという事をご理解下さい。
当院では生体反応検査を用いて背景(記憶)を調べる事が出来ます。
まずはご自身のその症状がどのような背景(記憶)で出ているかご理解されてみて下さい。
参照元:心身条件反射療法
(ニューロパターンセラピー)
Psychosomatic Conditioned Reflex Therapy