フルートイップスの患者様の症例報告です。

女性

①どの様な症状改善したいですか?

フルートを吹くときの口の震え

②その症状はいつ始まり、六本木石井堂に来院されるまでどのくらい症状をかかえていましたか?

平成28年の夏のオーディションから

③どのくらいの頻繁でその症状を感じますか?

ソロのフレーズを吹くときのみ

④その症状のために日常生活で支障をきたしていますか?

ソロのフレーズを引き受けられない

⑤その症状が最も強くなるときはどのような時ですか?

本番のステージ

⑥その症状が最も軽減するときはどの様な時ですか

普段の練習

⑦六本木石井堂で治療を受けるまでの症状の経過はどうですか?

変化がない

⑩当院を受診された動機は何ですか?

施術内容を聞いて自分に合っていると思ったから。

⑪今、お悩みの症状が解決した後、あなたはどんな事をしたいですが?

自信をもって自分の伝えたい音楽を聴いている人に届けたい。オーディションを受けて歌の方面でも頑張りたい。

施術内容

施術

患者様は施術者に伝えた目標は「本番のソロパートで練習通りフルートを吹きたい」でした。

  • 症状イメージで陽性
  • 左小脳系陽性
  • 筋骨格興奮系陽性

脳の誤作動記憶の調整で、価値観として自分自身の【存在感】と【成長】がありました。「所属しているグループでいてもいなくてもいいと思われたくない」「プロの人たちと同じステージに立つことで自分の成長につながる」また自分の信念として【自立心】「プロの人たちに頼らずに自分で成長するべきだ」というルールもありました。

今回の患者様は、大人は自立するべきという世間一般的な考えから、プロに頼らず自分で成長するべきというルールがありました。その反面価値観として【成長】を求め、プロの人たちに頼った方が自分の成長につながると感じていました。このギャップが脳へのストレスになっていると認識し調整した結果症状イメージは陰性となり、3回の施術が終了した段階で「本番のソロパートで緊張はしたが、口の震えは無かったです。」と言って頂けました。

人間には自分の行動を決定する為のルールがあります。そのルールが自分の求めていることや、現在の環境に適応出来ない場合、身体の不調が起こります。まずは自分にとっての目標(求めている事)を正確に理解する事が大切です。

身体やメンタルの不調は自分の心の状態を深く理解出来ていない為に起こります。当院では症状と関係している心の状態を特定し、身体に不調がおこらないように調整します。

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