人前で声・手が震える「あがり症」でお悩みの50代男性・歯科医師のケース

人前で声・手が震える「あがり症」でお悩みの
50代男性・歯科医師のケース

「初対面の方と話すと声が震える」

「大勢の前に立つと手が震える」

このような“あがり症”に悩まれる方は多くいらっしゃいます。

今回は、〈50代男性:歯科医師〉のケースをご紹介します。

子どもの頃から緊張するとあがり症の症状があり、

現在も人前で話す機会が多く、特に100人規模の会議で話すときには

  • 声の震え
  • 手の震え
  • 発汗
  • 赤面
  • 動悸

などの症状が出るため、当院へご来院されました。


来院のきっかけ・お悩み

ご本人は、副会長という立場で大勢の前で話す場面が多く、特に以下のような場面で症状が強く出ていました。

  • 初対面の方と話すとき
  • 会議で発言するとき
  • 強い緊張の場面で声や手の震え、動悸・発汗・赤面が出る

立場上「しっかりしなければいけない」というプレッシャーも大きく、その緊張が長年続く症状につながっていました。


初回検査の内容

当院では、脳と神経の働きを確認するために機能神経学を含めた反応検査を行いました。

検査では以下の反応が見られました。

  • 小脳の機能低下による指の震え
  • 会議の場面のイメージで緊張反応

小脳の機能低下と、特定の場面を思い浮かべただけで自律神経が過剰反応する状態が確認されました。


施術内容

初回は、自律神経を整える目的でアクティベータメソッドと脳の誤作動記憶への調整を行いました。

施術中に確認された思考パターンは以下の通りです。

  • 会議では副会長という立場なので、強くいなければならない
  • 自分だけが緊張していると感じてしまうことへの恥ずかしさ
  • 周りの方が当たり前にできていることが自分にできないことへの羨ましさ
  • 弱いところを人に見せたくないという感情

これらの背景には父との関係が大きく影響していました。

ご本人の父も歯科医師であり、会長を務めていたことから、「父の力で今の立場にいるわけではない」という思いがありました。

その分、今の自分の立場にふさわしくあろうとするプレッシャーが、あがり症の症状を高める一因となっていました。

また、施術中の反応から、

  • 「世のため、人のために生きるべき」という 犠牲心

  • 「失敗したらどう思われるか」という 警戒心

  • 「強く見られたい」「完璧でいなければ」という 虚栄心

などが心の深い部分にあり、
これらが脳を緊張させる大きな要因となっていることがわかりました。

これらは幼少期からの経験や、父との関係性、現在の立場(副会長・歯科医師)によるプレッシャーが重なり、強固な心理ルールとして積み重なっていたと考えられます。


施術後の反応・自宅でのリハビリ

自宅では以下を行っていただきます。

  • 本日出てきたメンタル面の内容が、今の症状と関係していたと客観的に認識すること
  • 体の震えや緊張している自分を、主観ではなく俯瞰して観察すること
  • 良いイメージでのトレーニングを、30秒・1分・1分30秒・2分とタイマーで測って行うこと

これにより、脳の反応パターンが安定し、実際の場面での緊張が軽減していくことが期待できます。


今後の方針

今後はさらに深い心の背景にある
根深い思考パターン・トラウマ記憶を特定し、
脳が適応できるように段階的に調整を続けていきます。


院長コメント

あがり症は決して「メンタルの弱さ」が原因ではありません。

ある特定の感情が引き金となり、
脳が過剰に反応して誤作動を起こすことで症状が現れます。

また、「リラックスしよう」「緊張しないようにしよう」と意識するほど、自分に意識が向いてしまい、かえって症状が強くなる場合もあります。

改善の鍵は、

  • 自分の思考パターンを深掘りすること
  • そのパターンがあがり症の症状と関係していたと客観的に理解してあげること

脳が状況を理解し納得することで、環境に適応しやすくなり、あがり症の克服へ向けて大きく前進することができます。


あがり症でお悩みの方へ

「声が震える」「手が震える」「大勢の前でうまく話せない」
などのお悩みがある方は、ぜひ一度ご相談ください。


あがり症に特化した施術ページはこちら

※施術効果には個人差があります。


免責事項

当院の施術は医療行為ではなく、自然治癒力を高める代替自然療法です。
効果を保証するものではなく、改善の感じ方には個人差があります。

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