過緊張性発声障害で声が出にくい 40代女性のケース

過緊張性発声障害で声が出にくい
40代女性のケース

「頑張って発声しようとするほど声が詰まる」

「何も意識しないときのほうが声が出やすい」

このような“発声障害”の症状で悩まれている方は少なくありません。

本日は、初めて当院にご来院いただいた〈40代女性〉のケースをご紹介します。

まだ初回の段階ですが、どのような背景があり、どのような検査・施術を行ったのかをまとめました。


来院のきっかけ・お悩み

約3年前から徐々に声が出にくくなり、現在も常に症状を感じているとのことでした。

特に「意識的に言葉を頑張って出そう」とすると症状が強まり、反対に何も意識しないときは比較的声が出やすいという特徴がありました。

心理社会的背景として、幼少期より義理の父親からの暴力・暴言があり、現在の職場でも店長から暴言を受けることがあり、当時の恐怖が無意識に再現されることがあると考えられました。

初回検査の内容

当院では、脳と自律神経のはたらきを詳しく調べるために、「機能神経学的検査」を含めた反応検査を行いました。

検査の結果、以下のような反応が見られました。

  • 発声時の頸部・喉周囲筋の過緊張
  • 呼吸が浅くなりやすい(息を吸いづらい/吐き切れない)傾向
  • 発声イメージを想起した際、身体がこわばる反応
  • 予期不安(声を出す前から不安になる)
  • ストレスとなる記憶のイメージで反応

これらから、「発声=危険」と誤って関連づけられた脳の反応(誤作動)が、声の出にくさに影響していると考えられます。

患者様より許可をいただきましたので、初回検査時の発声の様子をご紹介いたします。

こちらは「袋はご利用ですか」と発声をお願いした際の動画です。


初回の施術内容

自律神経の過敏反応を落ち着かせる目的で、アクティベータメソッドによる神経調整を行いました。

また、発声時の緊張を高める無意識の連想(誤作動記憶)に対して、反応の結びつきを緩める調整を組み合わせました。

施術中に確認された思考・感情の特徴(無意識のルール)

  • 「人は信用してはいけない」「頼ってはいけない」
  • 「信じたら騙される」「損したくない」
  • 他人の反応を過度に気にしてしまい、怖さを感じやすい
  • 甘えてはいけない。→弱い自分を見せてはいけない。

これらの心理的要因が、発声を試みる場面で身体反応(こわばり・息の詰まり)を引き起こし、

声の出にくさにつながっている可能性があるため、脳反応の安定化を目的に調整を行いました。


今後の方針

今後は、「発声=安全」という新しい認識を定着させることを目標に、神経調整とともに、低負荷の発声イメージ練習(意識を強めすぎない音読など)、脳の誤作動記憶の調整を段階的に取り入れていく予定です。


院長コメント

過緊張性発声障害は、発声器官そのものだけではなく、脳が学習してきた反応パターンに影響を受けることがあります。

幼少期の経験や現在の環境でのストレスが、無意識のうちに「声を出す=危険」という結びつきを強め、頑張るほど力みが増す悪循環に入ってしまうケースが見られます。

大切なのは、反応が起きる理由を理解し、脳を安心へ適応させていくことです。

当院では、薬に頼らずに脳と自律神経のバランスを整えることで、本来の自然な発声を取り戻すサポートを行っていきます。


発声障害でお悩みの方へ

「頑張るほど声が詰まる」「人前で話すのが怖い」などのお悩みがある方は、ぜひ一度ご相談ください。


発声障害に特化した施術ページはこちら

※施術効果には個人差があります。


免責事項

当院の施術は医師による医療行為ではなく、自然治癒力を高めるための代替自然療法です。
施術効果を最大限高めるよう努めておりますが、確実な治癒や改善を保証するものではありません。
効果の感じ方には個人差があります。

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