人前で動悸が起きる「あがり症」でお悩みの30代男性・会社員のケース

人前で動悸が起きる「あがり症」でお悩みの
30代男性・会社員のケース

「プレゼンになると動悸がする」「胸から頭が熱くなる」
このようなあがり症の症状でお悩みの30代男性のケースをご紹介します。


来院時の状況・お悩み

ご本人は 2022年ごろからプレゼン時の動悸・のぼせ感(胸〜頭が熱くなる)*に悩まされるようになり、日常生活でも動悸を感じることがあるとのことでした。

興味深いことに、

  • プレゼンは元々得意だった
  • 明確な失敗体験はない
  • 自身でも「なぜ急にあがり症になったのかわからない」

という特徴がありました。

そのため、脳と自律神経の反応に何らかの誤作動が生じている可能性がありました。


初回検査の内容

当院では、脳と神経の働きを確認するために、機能神経学を含めた反応検査を行いました。

その結果、

  • 小脳の機能低下
  • 症状イメージで緊張反応が強く出る

ことが確認されました。

また、来院時にも動悸があり、
その「動悸の感覚」に意識を向けるだけでも緊張反応が出る状態でした。


施術内容

施術では、

  • アクティベータメソッド(自律神経の調整)
  • 脳の誤作動に対するメンタルアプローチ

を行いました。

◆ メンタル面で確認された無意識の反応

施術中の反応として次のような思考が確認されました。

  • 変な人と思われたくない(恥ずかしい)
  • 話すことに関しては「完璧だと思われたい」

この「完璧でなければならない」というルールが、無意識で脳を過剰に緊張させていたことがわかりました。

【ルールが出来た背景】
大学時代、周囲から「話すのが上手い」と言われ続けていた経験があり、その評価に応えようとする思いが強くなっていました。

そのため、

“常に完璧に話さなければいけない”
という思考パターンが無意識のレベルで形成されていました。

これがプレゼンという特定の状況で脳を誤作動させ、動悸やのぼせ感につながっていたと考えられます。


今回の症例から考えられること

今回のケースのポイントは、

失敗体験がなくても、過去の「評価」や「役割」が脳の誤作動をつくることがある

という点です。

周囲から評価される経験が多いほど、「完璧でいなければいけない」という無意識のルールが強固になります。

そして、脳がそのルールに反していると感じたとき、緊張・動悸・呼吸の乱れなどが起こりやすくなります。


自宅でのリハビリ

改善を定着させるために、次のリハビリを行っていただきます。

  • 本日のメンタル面(完璧でいたい自分)があがり症と関係していたと客観的に認識する
  • プレゼンで堂々と話せている自分をイメージする(30秒 × 5セット)

脳が「危険ではない」と理解すると、動悸や緊張反応は自然と落ち着きやすくなります。


院長コメント

あがり症は、メンタルが弱いから起こるわけではありません。

多くの場合、

  • 過去の経験からできた「無意識の思考ルール」
  • 役割や評価によって強化された「理想の自分像」

によって、脳が誤作動を起こしている状態です。

今回のケースでは、「完璧に話さなければいけない」という無意識のルールが、脳を過剰に緊張させ、動悸やのぼせ感につながっていました。

改善の鍵は、

  • 脳がなぜ反応しているのかを理解すること
  • その背景が今の症状とつながっていると気づくこと
  • 脳に“危険ではない”と再学習させること

です。

継続して調整することで、プレゼンでも普段どおり話せる状態を目指していきます。


あがり症でお悩みの方へ

「動悸がする」「息が詰まる」「人前で頭が真っ白になる」などの症状にお悩みの方は、
ぜひ一度ご相談ください。


あがり症に特化した施術ページはこちら

※施術効果には個人差があります。


免責事項

当院の施術は医療行為ではなく、自然治癒力を高める代替自然療法です。
効果の感じ方には個人差があります。

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