実技試験で手が震える「あがり症」でお悩みの 鍼灸学生のケース

実技試験で手が震える「あがり症」でお悩みの
鍼灸学生のケース

「人に見られると心臓がドキドキする」「試験になると手が震えて動かなくなる」

このような症状で来院された鍼灸学生のケースをご紹介します。


来院時の状況・お悩み

ご本人は、2年前の入学式の自己紹介で初めてあがり症の症状が出現し、

  • 動悸
  • 声の震え

が起きて、それ以来、

  • 人から見られているときに動悸がする
  • 鍼灸の実技試験では手の震えが強く、練習通りにできない

という状態が続いていました。

実技試験のような「評価される場面」になると、身体反応が強く出てしまうことが特にお困りの点でした。


検査の内容

脳・神経の働きを確認するために反応検査を行ったところ、

  • 小脳の機能低下
  • 試験の場面をイメージすると緊張反応が出る

といった状態が確認されました。

これは「試験=危険」という誤作動パターンが脳に形成されている状態です。


施術内容

施術では、

  • アクティベータメソッド(自律神経調整)
  • メンタル面の調整(脳の誤作動記憶の調整)

を行いました。

◆ 施術中に確認されたメンタル反応

試験のときの「失敗する不安」が強く確認され、さらに深掘りすると、その背景には以下の3つの要因がありました。

  1. 周囲から鍼灸師になることを期待されているというプレッシャー
  2. 現在は同期から教えてもらう立場だが、本当は頼られたい・教えられる存在でいたいという思い
  3. 入学前までは自信があったが、失敗経験から自己評価が下がったこと

これらの感情が重なり合い、

「試験で失敗してはいけない」
という強いプレッシャーを生み、脳が誤作動して身体反応につながっていました。

また、過去の失敗体験が映像のように記憶に残り、試験の場面そのものに脳が反応してしまう状態 になっていたと考えられます。


今回の症例からわかること

あがり症は「メンタルが弱い」「練習が足りない」という問題ではありません。

多くの場合、

  • 責任感が強い
  • 期待に応えたい
  • 本当はもっとできる自分でいたい

といった真面目さや向上心の強さが、脳の誤作動を引き起こす背景となります。

今回のケースでは、

失敗した映像記憶 × 期待されている感覚 × 自信を失った経験

これらが組み合わさり、試験の場面で脳が過剰に緊張している状態でした。


自宅でのリハビリ

改善を定着させるため、以下のリハビリを行っていただきます。

  • 本日のメンタル反応(不安の背景)があがり症と関係していたと客観的に認識する
  • 試験で堂々と施術できている「いいイメージ」を30秒 × 5セット行う

イメージトレーニングは脳の再学習を促し、
「試験=危険」という誤作動の修正につながります。


院長コメント

あがり症は練習不足ではなく、
脳が誤って“危険”と判断してしまうことで起こる身体反応です。

特に、真面目で責任感が強い方ほど、「期待に応えたい」「失敗したくない」という気持ちが強く、脳が過剰反応しやすくなります。

無意識の反応を深く理解し、
それが症状とつながっていたと認識することで、
脳は環境に適応するようになります。

継続的に調整していくことで、実技試験でも普段どおりの自分を発揮できる状態を目指していきます。


あがり症・試験緊張でお悩みの方へ

「本番で緊張して実力を出せない」「手が震えてしまう」
そんなお悩みがあれば、ぜひ一度ご相談ください。


あがり症に特化した施術ページはこちら

※施術効果には個人差があります。


免責事項

当院の施術は医療行為ではなく、自然治癒力を高める代替自然療法です。
効果の感じ方には個人差があります。

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